【トピックス】税金の納付方法
2023-05-02

 近年、コンビニやスーパー、飲食店などでスマホでのQRコード決済や、クレジットカードをタッチする決済など、たくさんの支払方法から選択することができるようになりました。
 納税においても電子決済が可能ですので、今回は国税(法人税・所得税及び復興特別所得税など)、地方税(住民税・自動車税・固定資産税)の納付方法についてご紹介いたします。

1、国税の納付方法

 ①ダイレクト納付
  口座引落しによって納税(法人税・消費税・源泉所得税等)可能なので、銀行に行く手間が省けます。税務署へ口座登録が必要ですが、引落しの手続きは当事務所でできます。


 ②インターネットバンキング・pay-easy(ペイジー)
  納税がパソコンやATMを使って可能なので自宅や会社にいてもできます。納税に必要な「収納機関番号」「納付番号」「確認番号」を当事務所からお伝えいたします。


 ③クレジットカード納付
  「国税クレジットカードお支払サイト」からスマホ・パソコンを使って納税が可能なので自宅や会社にいてもできます。
一度の手続きにつき納税額が1,000万円未満の場合で、手数料が納税額1万円ごとに83円~84円かかりますがポイントが貯まるメリットもあります。


 ④スマホアプリ納付
  「国税スマートフォン決済専用サイト」から納税が可能です。スマホで夜間休日問わず24時間いつでもできるので場所と時間を気にすることなく納税できます。(納税額が30万円以下の場合)
対応アプリはPayPay・d払い・auPAY・LINEpay・メルペイ・AmazonPayで事前に残高チャージが必要です。(残高利用の支払いのみ)


 ⑤コンビニ納付(QRコード)
  国税庁のHP「コンビニ納付用QRコード専用画面」からQRコードを作成し、納税が可能です。QRコードの事前作成はスマホ・パソコンから24時間作成できます。納税額が30万円以下の場合でローソン・ナチュナルローソン、ミニストップ(いずれも「Loppi」端末設置店)ファミリーマート(「マルチコピー機」端末設置店舗)が利用可能で各店舗の端末でQRコードを読み取らせてバーコードを出力し、レジで納税できます(現金支払いのみ)。上記以外のコンビニでは利用できません。


2、地方税の納付方法
 地方税も国税と同様に銀行の窓口納付、コンビニ納付が可能ですが、令和5年4月から新たに「地方税お支払サイト」を利用し、納付書表面に印刷される 地方税統一QRコード(eL-QR)でクレジットカード(手数料あり)やpay-easy(ペイジー)、納付が可能となりました。スマホアプリ納付(auPAY、ファミペイなど21種類)は4月から順次対応開始予定です。